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感染が多いクラミジア症はジスロマックで治療

2019年09月28日
色々な薬

性感染症全般のなかでも圧倒的に感染者数が多く、誰もが警戒を払うべきなのがクラミジアといえます。
クラミジア感染による感染者は男性でも女性でも、他の感染者を大きく引き離しており、男性女性ともに性交渉を活発に持つ傾向が顕著な20代を中心に、毎年新規感染者数が続出しています。
特に若年層での蔓延が顕著で、女子高校生の10人に1人に感染が疑われるとの調査結果も報告されているほどの蔓延ぶりです。
性感染症のなかでも淋病と比肩するくらいの潜伏期間の短さが特徴です。
梅毒やコンジローマなどは3週間から3ヶ月程度とされているのに対し、クラミジアの潜伏期間は3~7日程度。
潜伏期間が短いのであれば、問題のある性行為があってから短時間で、性感染症に罹患した事実を認識出来そうですが、実はその反対です。
つまり多くの方は感染の事実に気付かないまま生活しているのが実態なのです。
理由としてあげられるのは、自覚症状が乏しいことです。
男性では排尿時の違和感や軽いかゆみ、女性の場合は無症状のことも多く、せいぜい粘り気の高いおりものが少し増えたり、外陰部に軽いかゆみを覚える程度とされています。
しかし自覚症状に乏しいからと軽視するのは禁物で、特に女性では将来の不妊症の原因になるリスクが存在しているのです。
従って男性も女性も性器の違和感程度でもクラミジアの危険性を常に念頭におく必要があります。

そこで治療が重要になるわけですが、抗生物質の投与が治療の中心です。
クラミジア治療に投与されることが多いのがジスロマックです。
ジスロマックは有効成分に抗生物質のアジスロマイシンが配合されています。
細菌を含めた細胞は成長や増殖を続けるためには、たんぱく質を合成する必要があります。
アジスロマイシンには細菌のたんぱく質を選択的に阻害する作用を持っているので、クラミジアの増殖を抑制します。
ジスロマックのクラミジアに対する効果は90%以上と非常に優れた治療成績を発揮します。
ジスロマックは治療効果が優れているだけでなく、10日間もの効果持続期間を持っていることから、従来の抗生物質のように飲み忘れなどの心配がないのもメリットのひとつです。
ジスロマックは副作用が少なく安全性が高いとされています。
しかし副作用には腹痛や吐き気・下痢などの消化器症状があります。
抗生物質による腸内細菌のバランスが崩れるためなので、整腸剤などを併用して投与する場合もあります。