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カンジダ症の原因は免疫力の低下?

2019年07月24日
カプセルと木のスプーン

人体には色々な種類の微生物が生息しており、健康を維持する上で有益な働きを持つものもあれば、病原性をもつもの、いずれにも属さないものなどに分類することができます。
人体への影響と言う切り口で中立的な地位にあるものは、日和見菌と呼ばれることがあります。
免疫機能が正常で、細菌同士のバランスがとれているときには特段の不都合をもたらしませんが、体調が崩れて免疫力低下したときに病原性を発揮するのが日和見菌の特徴です。
カンジダ菌はそんな日和見菌の一種です。抵抗力が機能せず、カンジダ菌が異常増殖することでカンジダ症は発症します。
感染するのに必ずしも性行為が必要ではないので、狭義の性病とは異なる特徴をもっています。
特に感染に心当たりがなくても存在する常在菌の一種なので誰でもカンジダ症の症状が出現する可能性はあるわけです。

ところで免疫力とは、細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入してきたときに、これを排除する人体のメカニズムのことを指します。
免疫力が低下する原因には、糖尿病や妊娠中などの器質的な体調変化が代表的です。
免疫力が十分に機能していれば、病原性の強い細菌やウイルスはもちろんカンジダ菌も人体に悪影響を与えることはありません。
逆に言えば、免疫力が大きく低下すると、普段は何の病原性も発揮しないカンジダ菌の影響すらも、跳ね返すことが出来なくなってしまうのです。
ただ免疫機能は慢性疲労の蓄積などによっても大きな影響を受ける側面があります。
つまりストレスをためない日常生活を実践することがポイントです。
ストレスや消耗性疾患や糖尿病などが原因で免疫力が低下するとカンジダ菌が異常増殖し、カンジダ症を発症することになるのです。

ところでカンジダ症の目安になる症状のなかで一番特徴的なのは、おろものの変化にあります。
見た目に白く、カッテージチーズ状のおりものが分泌されるようになります。
色合いに変化が現れるだけでなく、粘り気も強いおりものになる傾向があります。
また、そのほかのよくある症状としては、性交痛やかゆみなどがあります。

ストレスなどが発症のきっかけになる等、狭義の性病とは異なる特徴を持つカンジダ症。
放置しても自然治癒することは非常に稀なので症状解消のために積極的に治療に取り組む必要があります。
かゆみやおりものの増加などの症状も治療薬を適切に使用することで、容易に解消することも可能です。
放置せず適切なタイミングで治療を開始することが大切です。